2010年12月18日土曜日

ごめんね京子さん、そしてSAYONARA

5日前、10日間の首都ダカール滞在を終え
任地カオラックに帰ってきた。

隣人のガルディアンに預けていた
京子さんが、
元気そうに俺を迎えてくれた。

たった10日間の間に、
ダンボールを飛び越える程の成長。
元気そうで安心した。

固形物も食べれるようになり、
翌日から、外に慣れるようにと、
家の庭に放し飼いにすることにした。

いっそ家の中で飼ってしまおうとも思ったけれど、
家を空けることも多いし、
トイレの問題もあるし、
狂犬病の注射もあるし、
何より猫自身、セネガルで生まれたのだから、
生まれた土地で生きてほしい。
そう思った。

しかし、まだ早かった。
俺の安易な判断で、京子さんに怖い思いをさせ、
痛い思いをさせてしまった。

一昨日の夜のことである。
用事があり、家の玄関のドアをあけると、
京子さんがぐったりして、
息を引き取っていた。

さっきまで元気に遊んでたし、
ご飯も水もあげた。
何が原因か分からなかった。

悲しかったけど、とりあえず箱にいれようと、
外にある京子さん用の家(旧台所)にダンボールを取りに行った。

するとそこには、
もう一匹猫が死んでいた。
しかも、首から血を流していた。

そこで俺は気付いた。
これは、
隣家とうちの間の通路に住む、
ワニ級の巨大トカゲの仕業だということに。

言い訳になるが、
家の庭では見たことがないし、
ましてや、旧台所にまで入ってくるとは思えなかった。

でも、よく考えればわかってたこと。
まだ子どもだし、トカゲには勝てるわけもない。

いっそのこと、何の面倒も考えずに
家の中で飼ってあげたらよかったのかな。

どっちにしろ、まだ家から出すべきじゃなかった。
後悔ばかり。

本当にごめん。
俺は京子さんにたくさんの癒しや安らぎをもらったのに、
何もできなかった。

大きくなるまで責任もって育てると言いながら、
できなかった。

本当に申し訳ない。
やっと、気持ちの整理がついた。

ここセネガル。
動物にとっても、過酷な場所なんだな。

いまだに、
ドアの向こうから、京子さんの鳴き声が聞こえる。
空耳だとわかっているけど、
その度に悲しい。

ごめんね、京子さん。
誰かが言ってたけど、
失った友達にできることは、
その人に恥じない生き方を見せることだけ。

京子さん見ててね。
僕は、セネガルで頑張りますよっ!

さよなら、京子さん。

2 件のコメント:

  1. 京子さんKTRのおかげでとっくに死んでいたところを助けられあんなに元気になってKTRからも安らぎと癒しをいっぱいもらってたはず。
    KTRの事大好きだったから、責めたりしてないよ。
    自分のせいで死んでしまったんじゃ・・って悲しんでる事のほうが悲しいと思うよ。
    ここはセネガル生きていくのは人にとっても動物にとっても厳しい・・・・って思い知らされました。
    京子さんの分までセネガルでガンバロー。

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  2. まっきーさん
    あざまーっす。
    そう言ってくれると助かります!
    京子の分まで頑張りましょう!

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