2010年11月26日金曜日

母の気持ち



















名前:京子さん
年齢:推定2週間
性別:女性


先日、開かずの扉に閉じ込められていた子猫を救出した。
(正確に言うと、開かずの扉を開けるのが怖かったので、救出してもらった。)
窓もないので、天井の吹き抜けから落ちてきたようだ。

救出した当初は、
目が見えている様子もなく、
フラフラで何も飲もうとはしなく、
もう死ぬんかなぁー
と半分諦めかけていた。

完全に犬派な僕。
猫のお世話はちょっと・・・と思っていた。

死ぬ前に、汚い体だけでも洗ってやろう。
と思い、
バケツに水汲んで、マダール(洗剤)で洗った。
この洗剤、ゴキブリを殺せるほどの威力。
猫は次第に震えながら、
動かなくなった。



「ごめんなさい。ごめんなさい…」
マダールをかけたことに後悔の念が押し寄せてきた。

俺は一つの命を奪ってしまった。
取り返しのつかないことをしてしまった。


しかし、涙が押し寄せてきそうになったとき、
足が動いたのだ。

それから体をふき、ミルクを作り
ストローで無理やり飲ませた。

お願いだから生きてくれ。
生きてればいいことあるよ。
と思いながらね。

自分でミルクも飲めない。
ましてやご飯を食べることもできない子猫を、
俺は逃がすことができなかった。

自分でご飯食べれるようになるまで、
世話しようと誓った。


その晩、
猫が心配で夜中に3回起きた。
まるで母になった気分。

ぜーんぜん元気がない。
心配で心配でたまらない。

次の日、学校に行く前にもう一度ミルクを飲ませ、
家を出た。

その日は猫が気になったので、
早めに帰ってきた。


すると、特大のうんこをしていたのである。
感動。

涙が出そうになった。
ミルクをあげると、自分で飲む。

元気になったんだなーと、
嬉しかった。

一人前になるまで、責任もって育てようと思う。


救出して4日目になるが、
今では、部屋を歩き回り、
俺のおまたに入ってきたり。
ミルクが欲しいときは、泣いて俺を呼ぶ。

めちゃくちゃ可愛い京子さん。

本当に母親になった気分。

いっそ、飼ってあげたいけど
動物は本来の姿で生きてほしい。
それに俺はあと1年半しかいないし、
病気の心配もある。

いやでも、この子を手放す時は、寂しいんだろーなっ。



2 件のコメント:

  1. その猫の名字、長谷川さんですか?笑

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  2. もちろん、「亀山」さんです。笑

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